毎年おたのしみの新卒入社シーズン。
今年も各団体謹製の教育資料・おすすめポートフォリオがSNSでシェアされまくっているので、ひたすら読み漁って気付きや感想をメモしていく。
※毎年入社シーズンになると教育資料がバズる傾向がある、とやじまは思っている
- 1000万ユーザに耐えるサーバを作ってみた
- 手軽に負荷テストができるツール「Taurus」がスゴい
- 要件定義~システム設計ができる人材になれる記事 #Python - Qiita
- 要件定義・プロジェクト企画に必要なネゴシエーションをロジカルに学ぶ記事 #プロジェクト管理 - Qiita
- システム設計の流れ・設計書の構成メモ #設計 - Qiita
- 【研修資料公開】24新卒エンジニア研修「エンジニア基礎」を実施しました! - WILLGATE TECH BLOG
- 開発者向けMySQL入門 MySQL 101 for Developers - Speaker Deck
- データサイエンティストはどこまでエンジニアリングをすべきか? | CyberAgent Developers Blog
- SNSで見かけた面白そうな本
1000万ユーザに耐えるサーバを作ってみた
データベースのスケールアウト実装と負荷の少ない実装を検討。
DynamoDBが何者か、DB設計時に意識すべきこと等が分かりやすく解説されていた。
手軽に負荷テストができるツール「Taurus」がスゴい
負荷テストシナリオを実行するツールの紹介記事。まじで便利そう。
- Jmeterで作成したシナリオファイルを流用可能
- 試験中の負荷生成状況をリアルタイムモニタリング可能
- 導入が簡単(+OSごとの差が生まれにくいらしい)
記事中ではわからないことも多いので、一度使ってみたい。
要件定義~システム設計ができる人材になれる記事 #Python - Qiita
要件定義とは何か、なぜ必要か、何をどう進めるか等の要点がわかりやすくまとめられている。私も仕事での要件定義経験がほぼないに等しかったので勉強になった。
上流側にあたる要件定義で何がどのように行われているか、わかっていると様々な場面で役に立つ(あるいは、立てた)だろうなと思う。
要件定義・プロジェクト企画に必要なネゴシエーションをロジカルに学ぶ記事 #プロジェクト管理 - Qiita
1つ前の記事の続き。要件定義の文脈に限らず、ビジネスコミュニケーションにおいて超重要な要素が多く書かれていると感じる。
この記事の特徴としては「相手に着目したコミュニケーション」が終始徹底されていること。相手に気持ちよく話してもらうために、相手の属性[思考タイプ、役職、フェーズ]に応じた会話術を使い分けることの重要性が説明されている。
しかしながら本記事では[思考タイプ、役職、フェーズ]を理解するための前段階のコミュニケーションをどのように構築するかが記載されていない。おそらく、元気な挨拶、飲み会や日常会話、タバコミュニケーション、自己発信の積み重ねが必要なのだろう。
関係者の属性マッピングを行い、重要なビジネストークシーン前にこの記事をおさらいするとよいかも?(内容の丸暗記は無理なので)
システム設計の流れ・設計書の構成メモ #設計 - Qiita
記事の執筆者様が初学者の時に、要件定義の具体的なTODOをまとめてくださった記事。
前述の記事と比較すると、触れている内容は同じだが、上記事は視座が高く(ITコンサルっぽい)、本記事は視座が低い(メンバー視点)ように見受けられる。
視座が高ければ高いほど抽象的、つまり目的・実現したいことにフォーカスがあてられ、低いほど具体的なタスク・TODOにフォーカスがあたっていることがわかる。
どちらが優れているというわけではなく、高低両方の視点を持つことが重要だと思う。
【研修資料公開】24新卒エンジニア研修「エンジニア基礎」を実施しました! - WILLGATE TECH BLOG
SNSでバズってた記事。スライドでサクっと読めるが重要なことがたくさん書いてある。特に入社1~3年目ぐらいの人は何度も読み返す価値があると思う。
スキルのピラミッドについては最近とくに言語化が進んでいる分野※と思っていて、いわゆる「人間力」が結局一番大事だよね、というお話。
人間力の重要性については私も完全同意。なぜなら、今まで出会ってきた良い成果を生み出せる人は共通して以下の能力を持っていたからである。
- 社交性が高く、交友関係が広い
- 自分の意見・考えを持っている
- 相手のことを信用し、相手の意見を尊重している
- 自分自身の内面を整理・成型する能力にたけている
- 人がやらないことを進んでチャレンジし、失敗をむしろ楽しむ
- 基礎訓練・練習を習慣化し、怠らない
これらが「人間力」と思う。プログラミングなどのスキルとはまた別軸の、その人そのものの根っこに存在するスキル。で、これは鍛えるの超むずいから日々意識して取り組もうねとされている。
---というようなことを新人のうちから意識付けできるので、この資料はとても良いと思う。
個人的には尊敬できる人(師匠)のそばについて見て聞いて叱られて学ぶのが一番いい気がする。
※言語化が進んでいるというのは、近世~現代に伝わってきた「型をしっかりしなさい」という抽象的な指導方法から進歩し、「人間力を鍛えるためには~~」というような、ある程度具体的な訓練メソッドが提示されるようになってきたことを指す個人的な感覚・感想
開発者向けMySQL入門 MySQL 101 for Developers - Speaker Deck
MySQLを題材に、SQLのクエリがどのような動作をしているかの説明、パフォーマンスチューニング、データベース操作時の注意点やお作法などが丁寧に解説されている。
筆者はRDBの実務経験がないため、このような実務ベースの解説は非常にありがたい。
スライドの最後の方に参考書籍がたくさん掲載されているので、学習を進める際にはこれらを読み漁ろうと思う。
データサイエンティストはどこまでエンジニアリングをすべきか? | CyberAgent Developers Blog
データサイエンティストが開発に携わるメリデメと、やるべきかべきでないかを理由付きで説明されている記事。技術の先端に触れている方の生に近い声、現場コミュニケーションで重視されていることが何なのかが垣間見える良文。
余談だけどこういう「社内議論があって面白かったので共有します」と社のブログに展開するの、ナイスアイデアだよね。書いてる文章は議事録を成型したものがベースなので低カロリーだし、読み手は現場の声や考えが読めるためWin-Win。頭いい人は面白いこと思いつくもんだ。
SNSで見かけた面白そうな本
アフィリエイト設定していないのに貼っている。宣伝とかではなく個人的な興味の発信なので仕方ないね。
Amazon.co.jp: AWSコンテナ設計・構築[本格]入門 : 株式会社野村総合研究所, 新井雅也, 馬勝淳史, NRIネットコム株式会社, 佐々木拓郎: 本
この本をゴールデンウィークなどで2~3週反復すると超効果的にコンテナ技術を身に着けられるらしい。面白そうすぎる。
【改訂新版】システム障害対応の教科書 単行本(ソフトカバー)
※なぜかAmazon埋め込みが展開されなかった
2024/4/15改訂版発売予定とのこと。システム障害発生時になにをすべきかがまとまっているとのこと。面白そう。
まだまだ面白そうな記事がたくさんだが読み切れていないので続きはまたこんど
最初の100日で何をすべきで何をすべきではないか?|miyasaka
20240401 新卒研修 - ピクシブにおける技術領域 - Speaker Deck
Slackのtimesチャンネル文化が好きじゃない - りまりまだんの本拠地
AWS パートナー企業でテクニカルサポートに従事して2年経ったので思うところをまとめてみた - Speaker Deck
みずほ産業調査- 日本・日本産業の勝ち筋~「失われたx年」に終止符を打つために~
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エンジニアになりたいなって思ったら #初心者 - Qiita